〜さすらいのゲリラネットワーカー歴12年のProf.Duoによる〜

〜PowerBook2400c的な日々〜

1998年編

99 00

Since 1998.5.25

12月19日

 年も押し迫ったこの時期に

 いよいよ、あの国産唯一のMac用のプロセッサカード供給メーカーである、インタウエア(あ、IBMはこの際除きますが)が、いよいよ、明日あたりから市場に出回るようです。いいですねー。

 わたしも、NewerのG3を買うときには、早まったかなって感はあったんですけど、まあ、いいや。安くなったらPB2400の2台目と一緒に買おう(をい)かなと、息巻くのであった。ユーザーになってから、早半年が過ぎましたが、私のかかせない手足として現在も稼働しています。今のところ、不自由を感じないどころか、秘めた可能性に驚かされることがままありますね。

 そういえば、メモリの増設の件で、またもや、128MB化の話が出ているようですね。Mighty Catであれば、できるだとか、マザーのRAMの差し替えとか、うーん、だんだんディープ。もともと、これ以上いじれる要素のあるサブノートなんて、日本製じゃあ、絶対作らないはずだからなのかなあ。それはさておき、これだけ愛されているサブノートって、PB2400とVaioとチャンドラ位なんだろうな。チャンドラの庶民テイスト(なんかちがうか)は、他のメーカーにも見習って欲しいところかな。

 ふと思う、現在出回っているサブノートで、3年後、まともに最前線で使えるのは、きっとPB2400cだけなんだろうな。アップグレードを考慮に入れているとは思えない薄型ボディ。それとも、サブノートは消耗品なんだろうか?(そこまで使い倒すユーザーを見たことがないからかな?)そこら辺を考えて、買うというのはナンセンスな時代なのだろうか?


12月9日

 ボーナスを前に

 ようやく、私の手元にも、明日あたりボーナスがやってくる。さて、なに買おう。という話をしても意味がないので、最近、スマートメディアを使用する機会を(いまさら)得たので、レポートしたいと思う。

 前述のとおり、わたしは現在、CF(コンパクトフラッシュ)を使っている。これは、米SanDisk社提唱のフラッシュRAMカードなのだが、ここ最近、このサイズで使用できる周辺機器がぼちぼちリリースされていくようだ。これは、正直言ってありがたい、だがしかし、いかんせん、まだまだメディアとしてはマイナーなため、スマートメディアに比べて割高なのが否めない。そこで、スマートメディアをしばらく試用してみた。

 2400の重要な外部共有メディアとして、FDのほかに、これらのメディアが使えることは非常に有用である。容量が15MBのカードで1万円弱で購入でき、動力部がないので、がんがん回して(?)も振動を加えても問題ない。しかも、メディアがPCMCIAスロットに入るため、邪魔にもならない。(ただ、残念ながら、スマートメディアはメディアを入れるとイジェクトボタンが出てくるので、邪魔と言えば邪魔。)Cassipeiaに入れていたちょっとしたデータをやりとりしたり、DOS/Vノートから、FDでは収まらないデータを吸い上げるのには非常に便利である。ちょっと無理すれば、復旧用ディスクにもなる(こうすると、Mac以外では使えないが)。

 データの共有用で使うのであれば、MacでDosフォーマットして使うと、WinCE機でも問題なく使うことができる(WinCE機ではどうやらちゃんと初期化ができないようだ。)。ただ、現在、私が仕事場で使っているDOS/Vノート機はメディアを認識してくださらない。特にスマートメディア。困ったもんだ。2400だとちゃんと読めるのに。

 今、書いていて、ふと思ったのだが、最近のNewtonには対応しているのだろうか?

 さて、その他の話題として、いよいよ、PHSの64k化がやってくるようだ。非常に楽しみではあるが、次期携帯規格も気になるところでもある。データ従量制のDoPaは大量データのやり取りには不向きであるし、先もそれほど長くはない。供用の開始したCDMAもどれだけの能力があるのだろうか?

 まあ、今のところ田舎暮らしの私にはあまり関係のない話ではあるが・・・


11月6日

 Mission Asahikawa!

 というわけで、先日の富良野でのISDNの運用検証を残したまま、しばらくMacOS8.5のチューニングを余儀なく行う羽目となり、先日、ようやく旭川に行った折に運用検証を行うことができた。

 これがまた、PHSよりはもちろん速いけど、やはり、それほど速い感覚がない、それ以上にPaldioに慣れきった手前、さすがにグレ電を探して接続することが億劫になりつつある。それ以上に音響カプラの役割なんてのも、ここ最近、手荷物に入れていることすらまれ、最後にまともに使った記憶がない。(2400bps以上だと、雑音を拾ってほとんどの公衆電話で使用不能)一応、最終手段ではもっているが、そこまでしてまで・・の感がある。まあ、携帯+デジタル携帯カード、PHS、モデムカード、ISDNカードがあれば、あとはパケットか衛星携帯でも用意すれば、国内最強なのかもしれない。あ、そういえば、SIIのPIAFSカードも買ってしまいました。中古で数千円!!買いでしょ?

 まあ、それはさておいても、つい最近まで、Paldioの全国一律インターネットプロバイダサービスがあるのは知らなかった。これがなんとも、1分15円で通話料込みだから、なんともはやである。近接地にPIAFSのアクセスポイントがない現状では、非常に重宝している。というわけで、またもやPHSの使用量が膨らむのは必至であろう。

 あと、宿泊に使ったホテルパコというホテルは、私もいくつかのビジネスホテルを使った中で、かなり至れり尽くせり系である。部屋に有線は入っているし、なんといっても、ISDN端子とアナログ端子があるのには感動ものである。ただ、残念ながら、私の部屋はISDN端子がどうしてもちゃんと開かないために使用不能であった。残念。それをさしおいてもありがたい感がある。そういえば、部屋の中にFAXまであったなー。やっぱりすげいよ。おぢさん。(誰にいってるんだ)というわけで、道内主要都市(札幌、旭川、帯広、釧路)にはあるようなので参考までにどーぞ。

 しまった、2400の話題からそれてしまったが、G3スロットルというコントロールバーは結構使いでがある。G3にすると、致命的かな、フルパワー時には1時間を切るすこぶる高燃費、高熱出力(cpuのサーモで100度を越えている)が、アンプラグドで1時間30分以上の稼働を確認、しかも、熱もまあまあ。これはなかなか手放せませんね。それにしても、フルパワーで1時間切るのは私だけなんだろうか?PCカード刺しっぱなしというのもあるけどね。


10月17日

 その後・・・・

 結局、美瑛〜富良野撮影は、完了したのだが、不意のトラブルで、デジカムが接続不能となり、コンテンツ現場配信は頓挫。残念。それはさておき、富良野でもPHSが使用可能であったため、結局のところ、ISDN電話機による接続は果たせずじまい。美瑛の奥地からの接続も予想通り問題なく行うことができた。これで、ゲリラネットワーカー元締の強力な武器と・・・・ううむ。これを使って戦うほど、豪快じゃないぞ、わたしゃ。

 それはさておき、その後、2400のさらなる拡張をするべく、G3化を施しました。といっても、Do-夢の皆様の協力により、このたび、めでたく!換装完了と相成りました。はっきり言って、速い。これ以上のスピードはもういらん!っていう感じですね。VirtualPCを今後使わざるを得ない状況のためとはいえ、よくぞここまでという感じです。

 ただ、気になる点が、まずは発熱。これは、結構凄いぞと思っていた矢先、仕事場に開発元が同じのIBMのThinkPadが配備され、その機種のセットアップをした際、そのマシン(ThinkPad600)の方が発熱が強烈だった。(PentiumIIだからだろうけど)最近のトレンドなんだろうか?もうひとつは、バッテリ容量。1時間を切るようになると、さすがに厳しいものがある。プロセッササイクリングを稼働させておかないと、長時間稼働は望めないか。

 それはさておき、いよいよ、PHS事業がDoCoMoに移管する時期が近づいてきたようですが、携帯+PHSの端末がリリースされるようですね。携帯はすでにセルラー系の私としては、あまり関係はないですが、ちょっと気になるところでしょうか?


9月23日(祝日)

 コンテンツ現場制作作戦への準備

 今週末、疲労回復のために富良野〜美瑛界隈へ久々に撮影に行くことにした。

 ただ写真を撮影するだけではなく、Webコンテンツも現場で作ってしまうという企みを考えていたので、車載用装備として、2400と今回、さらに衝動買いで購入したTDKのDFL9610(LAN+デジタル携帯カード)と、ISDNカード(Aiwa TM-J1280)とモデムカード(28800bps)また、旭川周辺ではPaldio321Sを駆使して、現地でコンテンツを作成、配信してしまうという荒技を試してみようと思う。幸い、私の車には100vの電源が供給できるので、燃料とバッテリーがつきない限りは大丈夫!?な環境ではある。一応、国内で通信するデバイスではすべてに対応可能である。(をいをい)

 とりあえず、昨日手に入ったこのTDKのDFL9610(LAN+デジタル携帯カード)だが、コネクタ部分の強度を考えると、壊れてもどーでもいいようなLANカード(LAK-CD021AX)に比べて、ヘビーユースには厳しそうかな?大事に使わなくてわ。あと、携帯だが私は現在4代目のHD-60S(クルクルピッピな奴、でもたまに誤動作で、電話してしまう困った奴)をつかっているが、これが難なく使えて結構重宝している。以前友人のk氏から貸してもらったDoCoMo用のカードに影響されたのだが、やはり、Webには重そうだと思った。ただ、北海道の場合は致命的なくらいPHSの普及率が遅れている上にPHS自体の見直しが迫られている。現在のところのアドバンテージはあるかもしれないが、次世代携帯電話の規格で追い抜かされるようである。まあ、それはともかく、現在のところPIAFSはかなり安定している(路線バスの中でWebデータの収集できる)のは非常に助かる。これが通話までこうだといいんだけどねえ。ところで、札幌の地下鉄駅のPHSアンテナは32K非対応なんだろうか?どうもPIAFS接続ができない。

 あ、そうそう、DFL9610は、上段スロットに挿入することを推奨していますが、OS8.1以降であれば、下段でも使用可能です。私は、今のところ、それで使っています。そういえば、LAN自体も気のせいか少し速くなったような気がする。

 土曜日、大丈夫かな、天気・・・・・。これで雨降ったら、旭川で飲んだくれよう(笑)


9月15日

 2400を取り巻くモバイル環境

 ここ最近、2400の環境が整いつつある。緊急バックアップ用のコンパクトフラッシュメモリ(CFと書くと、どうしてもいにしえの3インチコンパクトフロッピーを思い出す私。知ってるかな?)と、さらに衝動買いしてしまった、ISDNカード(Aiwa TM-J1280)を導入。

 これで、G3化とハードディスクの増強を残すのみとなったPB2400であるが、ここで、モバイル環境について考えてみたいと思う。

 2400は、下手なデスクトップ顔負けの性能を持ってあのサイズである。プロセッサは603ではあるが、携帯して使う分には、申し分ない性能を持っているといえる。ソフトウエアの環境についても、状況に応じた接続形態(家やオフィスではLAN,PHSが使える地域であればPHS,そうでなければグレ電(グレーのISDN対応の公衆電話),後は、デジタル携帯電話のデジタル接続)を簡単に選択できることは、非常に便利である。(通信形態を変えるのに、いちいちネットワークのプロパティを修正して・・・・なんてのは不要)また、モバイル用途だからといって、限られたスペックのソフトで我慢する必要もないのがうれしい。これは重要だと思う。願わくば、これらのサイズが子分(Cassiopeia)並みになってくれればと思うところである。

 あと、子分の効果的な利用法として、CFを介したテキストデータの共有があげられる。これは、PC ExchangeとCassiopeiaの標準記憶媒体としてのCFの親和性がかなり優れているところがあげられる。特に、PB2400を持っていくことが困難な状況(電源問題や、2400を広げるスペースがない状況下)において、データを持ち歩かなければならない場合、子分にデータを持たせて編集。それをCFに記録して、2400に移行することによって、かなり楽にデータをやりとりすることができる。テキストレベルであれば、そのままやりとりが可能であることは非常にうれしい。願わくばPocketExcelのデータを直にやりとりできれば、もうなにもいうことはないのだが、残念ながら、コンバートはWin環境を経由しなければならないのが惜しまれる。あと、使い勝手のいいDBが子分にもついていれば、まだデータの有効利用がはかれるのに・・・子分用のFileMaker欲しいな。

 ちなみに、PB2400用にSanDiskのCF用のPCカードアダプタを買ったのだが、全く問題なく使用できるのはうれしい。特にSmartMediaのようにメモリサイズが増えることによってカードアダプタを替えなければならないのは非常に不経済である。ただ、SmartMediaはCFに比べると割安で手に入りやすいのが少し悩みのタネでもある。わたしも子分を入れるまではSmartMedia推進派だったので、ちょっと引っかかる。もう少し市場の様子を見てどのカードを選定するか考えてみるといいかもしれない。そういえば、SONYもメモリスティックなるものを出してきたようだが、HS(640MBのMOに類似した独自規格のメディア、予想通り頓挫。最近、在庫処分価格で市場に流出した模様。)やβのようにならないかが心配である(逆に、在庫処分になった時点で買うということを頭に置くと、後々いい買い物ができる!?)。


8月22日

 子分をつれて。

 ひょんなことから、子分ができた。その名もCassiopeia。某ショップで”使い物ならない”と、中古で売りに出されていたのを、高級卓上型電卓なみの値段で購入。早速、2400に接続。残念ながら、当然のごとくWin95版でなければダメなようで、仕方なく電机本舗のXIN/XOUT III for CEを購入。そして、VirtualPC上でまず、Cassiopeia(以下、子分とする)に、接続用のプログラムをWIn95のシステムから入れなければならないようだが、残念ながら、2400の603e/240のスペックをもってしても、VirtualPC上で子分とリンクは不可であった。のちに、最新鋭機のAkiaG3のVirtualPCと子分をリンクをすることができた。残念ながら、603e/240では厳しかったようだ。その作業を終わらせた後は、68kMacでもリンクが可能となる。というわけで、早速、子分を持ち歩いて使用してみた。確かに、サイズがサイズなだけに、キー入力はキレそうになる。一応、文字認識はするのだが、悪筆なわたしの字ではほぼ壊滅的である。いちおう、いわゆるインクモードもあるのだが、再変換なんてものはないので、意味がない。(その点NewtonのApple版の日本語版が出ていたらなあと思う。)まあ、そんな環境で、本を書くわけではないのでまだ諦めはつくが、まあ、コストパフォーマンスを考えるとまあまあ、なのかなと思う。

 さて、その子分とのリンクなのだが、今のところ、子分のテキストエディタ(PocketWord,SuperEditor F99)でのテキストの相互コンバートは良好である。あと、望まれるのは、他のデータベースをいかに管理できるかだが、それについては今後の課題となるであろう。残念なことに、この子分の容量はそんなに大きくないため、今後の動向如何ではあるが、これ以上の拡張は望めないのではないか?(そこまで求めてはいなかったが)

 そういえば、最近、ちょっと気になるのがバッテリー駆動時にガベージコレクション状態でフリーズすることが増えてきた、原因はちょっと不明だが、パワーサプライ系なのかなと勘ぐっているところ。外部電源供給時には問題はないのだが。

 最後に気になる情報をいくつか、まず、前回の128MBメモリは、残念ながらマシンスペックが96MB以上を認識しないことが判明。そのため、最大で112MBだそうだ。また、その96MBメモリを開発しているとのこと。もう一つがG3関係、Newerでは、G3の240/512kの他に1MBのバックキャッシュ搭載モデルも限定発売する模様。また、未だ沈黙を守るインタウエアでは、250MHz版と300MHzを発売する模様。熱問題と価格が問題だが、300MHzモデルというのもいいかもしれない。最後に、USB関連で、CardBusスロット用にUSBポートを持ったカードが出荷されるようだ。ただし、MacOS8.5以降でないと、デバイスがサポートされない模様。2400/3400以降が対象ということだから、ちょっと期待が持てますね。ただ、個人的には、IEEE1394の方が嬉しいのですが。


7月4日

 2400でVirtualPC、そして

 現在私の仕事場では、NTのネットワークが整備されていますが、もちろんMacintoshサービスも稼働しています。今後、基幹システムに接続するクライアントのアプリケーションのバージョンが先祖帰りすることもあって、2400で補完を検討中なのであった。

 プリンタは、幸いMacが使えるプリンタがネットワークにつながっており、その他の某N社のレーザープリンタもImageWriter8ドライバで、遅いけれど、印刷もとりあえず可能なことも確認できました。(でも、どういう関係でImageWriter8のドライバで印刷されるのかはよくわからない、誰か教えて!!)

 Macのアプリケーションを使うことを最前提として考えているのだけれど、悲しいかな周りはPC互換機、仕方なく、VirtualPC上でWin95を動かしています。ただ、さすが603e/240MHzとはいえども、遅い。そこで、8月に出荷が決定となるG3/240を狙っているのであった。また、さらにビッグなニュースが!!2400に128MBのメモリが発売になるとの話が!!!価格がどうであれ、非常に楽しみな話でもあります。(その分、金もかかるけど)

 そういえば、2400c/240が”非公式”にCardBus”対応”である(なんやそれ)ことも最近確認されたようですので、今後、サポートがなされることを期待しましょう!


6月某日

 2400cのためにいまさらPHS導入!

 いわゆるPCカードスロットに直接接続可能な、Paldio321Sです。以前、AstelのPHSをDuoで使っていたころがありましたが、当時はまだアナログみなし接続だったため、電波状態が悪いともうだめ。おまけに路線バスのアクセスも、基地局(電信柱についている四角の白い箱)のエリアを越える場合、よほどうまくいかないかぎり切れちゃうんですよね。そんなこともあったなと半ば無謀かとおもいましたが、試しに20分くらいPHSの営業エリアを走る路線バスに乗って、PIAFSでの接続をしてみました。結果は予想以上に良好。距離にして7キロ程度(もちろん、基地局のエリアをいくつもまたぎます)なのですが、電話交換局内での接続は十分に保っていました。(残念ながら、電話交換局をまたぐ豊平区と清田区の境目で回線断。)路線バスなので、時速60キロ以上出ることはまずないのも幸いしてか、そのあいだ全く切れることなく3.0kb程度のスループットを確保していました。正直なところ、ここまでいい結果が出るとは思っていませんでした。PHSのエリアの中であれば充分使用に耐えうるものであることを実感しました。あと、PCカードスロットが後部あるので、PHSをつけていることを意識せずに使用することができます。以前、アメリカにいったときにPCカードタイプのページャー(ポケベルの進化系、と言っても、いまや日本でもあるようだけどね)を使えるインフラが整備されないかなと思っていた頃がありましたが、ようやくPIAFSのように安価で高速に使えるインフラが整備されたことは非常に幸せだと思います。ただし、当然PHSのサービスを行っている都市部のみというのが仕方ないとはいえ、これからどういうふうに変わっていくか楽しみでもあります。イリジウムとかの衛星系情報インフラが整えば、どこにいても、電気さえあれば接続可能という時代が早く来ることを期待したいですね。あ、もちろん安価でですが。

 また、このPHSは設定もすごく簡単で、作業環境マネージャとコントロールバーの併用で即座にプロバイダの変更も、ネットワーク環境の変更も容易にできるのは最高!!

 これの次世代携帯電話版が出たら、もう一般回線なんていらない!!!

ps.ちなみに、私の持っているMessagePadではPaldio321Sは使用できませんでした。残念!あと、これを書いている現在、実は新製品(Paldio341S)が5月に発表になっていたのですね。ちくしょー。


5月25日 

2400cがやって来た

 某ショップの”生産中止”と2400シリーズの最終作になるだろうということもあって、ついうっかり・・手元に円安差益と、不意に財形貯蓄を取り崩ししたばかりの現金があったもので、買わないわけにはいかないでしょ(をい)というわけで、早速某札幌一ジャンクのあるショップで新品の2400c/240おもわず買ってしまいました。

ついでに、店頭に並んでいたPippinのタブレットキーボードも。

そういえば、新品のMacを買うのは、実に5年ぶり!!その前は私をMacの世界へと誘うきっかけとなったPowerBookDuo230以来。その間にやって来た機械といえば、よくてリファービッシュPowerMacintosh7500/100とか、リファービッシュ後速攻中古になった2300cをはじめ、ciに至っては部品を集めてつくったジャンクマシンですから・・

それはさておきとして、使ってみて感じた点をいくつか。

・速くて軽い。

Duo2300cと大差ないはずなのに、非常に軽く感じる。

・キー入力最中にトラックパッド指が触れてマウスがどこかに行ってしまう現象が全く起こらない位置にトラックパッドがある。(これは個人差ですが、相性が良かったのかな)

・PCスロットに刺さるカードは結構認識率が高い。

 現在所有するカードは故ソフトウエアジャパンのTsu-Na-Gu288モデムカード。現在、OT/PPPで使えるようにCCLファイルを速攻で作って使っています。快適快適!!

 また、仕事場で使っているTDKのLANカードは、比較的バッテリーを消費するものの、ばっちり稼働しています。

・Duoの電源ユニットが使える。

 何も考えないでDuo230,2300cで使っているDuoの電源ユニットを使っています。2400cのユニットは小さくていいのですが、2300cと2台での作業時にはやはり便利ですね。ちなみに、おそらく24wのですが、充電時間はかかりますが、いまのところ、問題なく動いています。

・キーボードが使いやすい。

 私が所有しているマシンの中で最低最悪だと思うDuoキーボードよりもキーピッチが小さいので、結構つらいかなと思いつつも、全然違和感なく打てるのには好感が持てます。ただ、コマンドボタンは2つ欲しかったな。あと、DuoでE版のキーボードをつかっていたせいか、キー配列があまり美しくない感じがする。でも、使ってみると予想以上に使いやすいのでまあ、いいかな。でも、キーボードのバリエーションは欲しいですね。

ps.私の所有していないマシンのキーボードで史上最低なのはシンクレアのZX-81。これしかないでしょう。(懐かしい〜)

・熱問題

 2400c/180では、熱問題があると聞いていましたが、さほど熱い感はありませんね。それなりに熱処理が2400c/180の時に比べて改良が施されているようですし。

・G3にアップグレードできる!

 これがG3Macが出ているにもかかわらず買った(買った次の日にPBG3の292MHzモデルを見ましたが、さすがのその時は早まったかなと思いましたが・・・)理由でもあるけど、このサイズでG3にできると考えるとやっぱりメリット大きいですね。TFTでクロックが240MHzであれば、なおさらのこと。ただ、まだなんですよね。発売が・・・。

 とまあ、そんなところですね。


MACS Hokkaido | MACSHokkaido MacUG "FMACS" on Web | Web写真館

MACSHokkaido Hyper Link | MACS Hokkaido WebBBS