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Prof.Duo Presents

iPod touch Diary


2007 | Session : 0/1 /2

Session 0 (20 Oct 2007) iPod touch降臨。 次へ

 時は2007年10月。いよいよMacOSX Leopardの発表を1週間先に控えたこの日、噂のiPod touchの実機をインプレしにAppleStore Sapporoへ向かった。

 前日というか、当日未明まで晩秋の札幌すすきので呑んだくれたあとの二日酔いの状態だったのが良かったのか悪かったのか、AppleStore Sapporoについてから実機に向かい、触れてみた・・・

 実機に触れるまでは、ムービーもそれほど持ち歩くユースじゃないし、そもそもnano(REDな8GB)+Nikeで使っているので、携帯楽曲再生用の環境としてはそれほど欲しいものじゃないしなぁと思っていたのだが、だがしかし、WiFiな環境でブラウズできるし思ったより動作スピードも悪くないらしい。なにより、あのiPhone譲りの未来的なインターフェースと、新感覚のPoBoxな日本語環境があること、あとはiPhone、iPodtouchにアプリを入れる環境が来春には純正で出るだろうという噂を気にしつつ向かっていたのだが・・・

 10分後・・・・気がつけば、さりげなく在庫していた16GBのiPod touchをAppleStoreでお買い上げしている自分の姿がそこにあった。

 結果的には、「大きいことはいいことだ」的な判断で16GBにしたわけだが、そのあとこの判断が正解であったことを実感するのであった

 実機をStoreで購入した際に、店員から保護カバーを勧められた。確かに指での操作をする液晶面はガラスで出来ており店頭の実機も比較的指紋がつくのが気になる、また裏面はiPod得意のステンレス鏡面加工、確かに綺麗なのだが、細かな傷がつくのがイマイチ気になるのもあって、釣られて購入してみた。液晶面はノングレアな方が好きなので迷わずノングレアにしてみた。

 その後、街中の喫茶店で遅い昼食をしつつ、持ち歩いているiBookG4を親機としてペアリング、iPod touchはiPhone同様、一番最初にブートしたときにiTunesのリンクを促す画面からは進まないので、まずは接続し、初期設定らしい画面が出るがさして細かな設定をするわけでもなく、他のiPodと同じようにファイル転送したり、ビデオを突っ込んでみたりしてみた。

 ビデオは手元にあった映像をiTunes経由で入れ込むのだが、ある程度コーデックをiPodで再生できるようなサイズにしておかないと流れていかないようだ。これらは、iSquintあたりで手軽にiPodvideoサイズにしておくのが手軽でいいかもしれない。

 その日の夕方、買ってきたばかりのiPodtouchを持ってMacユーザーの集まりに行ったときに、初めてiPhoneユーザーの方から聞いた言葉、それがiPod touch/iPhoneを大化けさせる呪文を知ることになった。

 「JailBreak」である。


Session 1 (2nd Dec 2007) touch 1.1.2 Jailbreak後 前へ

 JailBreakは多くの方々に語り尽くされているので、方法等についてはあえてここで細かく語ることはしない、情報に触れたい肩は是非、各自の自己責任において情報を活用されたい。

 結論から言おう、JailBreak後のiPodtouchは、ただのiPodなどではない、れっきとした無線LAN接続なネット接続に適したコンピュータなのである。

 12月2日現在、私のiPod touchは標準機能の他にこんな感じで動いている。

 ・アンプラグドなWiFiなWeb、FTP、AFPサーバ
 ・携帯VNCクライアント
 ・手軽なファイルブラウザ、ターミナル、ファイル作成
 ・FON/WiFiネットワークチェッカー

 ・ネットワーク系の処理系の実行環境(PHP/Perl/Python/Rubyなど)
 ・ゲーム機(ソフトがあればゲーム環境)

 そう、iPod touch/iPhoneは、れっきとしたOSXな環境なのである。USBメモリとして使えないのは、それが1台の周辺機器でなく、紛れもない1台のコンピュータであるからということだったのである。

 確かにFTPやAFPでiPodを覗いてみると2つのディスク領域になっており、システム領域分が1GB弱、残りのデータ領域が14GB強となっている。

 実際に使ってみてつくづく思うのだが、超小型無線内蔵電源携帯サーバというこの環境は思った以上に使いでがあり、魅力を感じるのだ。

 なぜにWebサーバかというと、IPがない状況でのWebアプリの手軽な実行環境や、Safariを使った手軽なPDFやムービー再生のブラウズがiPod touchらしいインターフェースでおこなえるという効能があったりする。

 早いところ、Appleの方でもiPod touchの開発環境を公開しないかな?


Session 2 (31 Dec 2007) 2007年末のiPodtouch 前へ

 installerで、新たにアプリケーションが公開されているが、クリスマス前に、PSXエミュレータが公開になった。俗に言うフ○レイステーションをイメージファイルをiPod touchで動かすと、なんと動くというモノだ。ただ、私の環境では、日本語のフォントがないらしく、日本語が表示できないのと、ほとんどのアプリケーションはオープニングの起動確認程度しかできない状況だが、まあ自慢には耐えられるかな?

 嬉しいのはBIOSが無くてもある程度は動いてしまうところがなんとも・・

 手元にあまりめぼしいゲームのディスクがなかったのであまり試してはいないが、アクション系なら案外もうちょっと楽しめるかな?Rッジーレーサーとかどっかにゲームのディスクがあったよな・・・。

 そのほかはiFonかな?発音がいよいよiPhoneと混同しがちだが、これはfonのアクセスポイントを探して、fonのアカウントでのアクセス処理を自動化してくれるというのはなかなか手軽で良い。野良AP以外は日本で一番アクセスポイントがあることになっているので、まあユーザーの方は試してみてはどうだろうか。

 ただ、留意しなければならないのは、やはり情報漏洩のリスクである。

 アップルのファイル共有サービスを使えるアプリも公開され、セキュアなFTPを使わなくてもファイルのやりとりが手軽に出来るという状況となった。こうなるとちょっと気になるのはセキュリティの問題を考慮しないとならない。行ってしまえばファイアウォールもないので丸腰でネットに晒されていることになるのである。

 JailBreak後は使い勝手が飛躍的に上がる反面、気がつけば住所録とか、スケジュールとかのデータがだだ漏れになる可能性もあることを考えると、そういうリスクもはらんでいることを考えておくべきかと思う。

 来年はいよいよiPhone/iPod touchのオフィシャルの開発環境も公開されるようなので、少しは期待してもいいかもしれない。

 


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